愛知県の公立高校入試が、自己推薦式の「特色選抜」を新設し、全日制一般選抜で解答用紙をマークシートに変更する。さらに推薦選抜は日程が一カ月以上前倒しになり、それに呼応して私立高校の入試も十日程度はやくなる。
現行の記述式では、県の採点基準に沿いつつ、漢字の止め、はねなどの細かな判断は各高校で決める。答案は三人以上の教員でチェックする。県教育委員会はマークシート採用で採点基準が統一され、作業負担も軽減されるとみる。
他の自治体では東京都や神奈川県の導入例がある程度だ。しかし、今回のケースは中学校教育において正しいのかは入試の実際の試験を見てみないと判断はできない。
大学受験では、思考力・判断力などの力が必要になるため中学校からそういった動きに合わせて授業内容を考えている学校も増えてきた。
よって今回の変更によりまた授業内容を見直したり、対策を多くしたりと生徒さん本人や先生も対応できるのかが現中2(4月より中3)の志望校合格のポイントになることはいうまでもない。
中学校長の推薦が不要で、受験生が自ら得意分野をアピールする特色選抜も始まる。
既存の評価方法で測れる学力や能力だけでなく、多様な生徒の学ぶ意欲を重視する。
東京都のマークシート入試の例
神奈川のマークシート入試の例
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