河合塾のKei-netより出願状況が2/25発表された。
全国107校の一般選抜の志願者数は、前年度比103%。中央大学の共通テスト方式で減少が目立つ。しかし法政大学や明治大学は10万人を超えている。
方式別では、一般方式が前年度比104%に対し、共通テスト利用方式は前年度比101%。共通テストの大幅な平均点ダウンもあるが、中央大の共通テスト方式で志願者が1万人以上減少したことが大きく影響している。
中央大学は、一部方式の受験料の値上げや併願割引の縮小により志願者数が減り、特に共通テスト方式で前年度比58%、志願者数が1万人以上減少。中央大学を除くと、共通テスト方式の志願者数は前年度比103%。
学部系統別の志願動向について、「人文学系」「社会科学系」は前年度並み。「法」分野は前年度比107%と増加。「理・生命科学」「工・理工」は増加率が高く、志願者を集めた。医療系では、「医」が減少したが、「歯」「薬」は志願者が多い。文理ともに就職や職業を意識している。今後もこの傾向は続くと考えられる。
主要大学別の志願者数は、青山学院大学が前年度入試で大掛かりな入試変更による志願者減の反動もあってか志願者数が前年度比119%と2割近く増加。慶應義塾大学は前年度比103%、5年ぶりに増加した。早稲田大学は前年度比102%と微増したが、志願者数は前年度に続き10万人を下回った。上智大学は前年度比86%と「早慶上理」グループ内で唯一減少。法政大学は前年度比119%と、「MARCH」グループでもっとも志願者数が増加した。
詳しい出願状況はKei-netの出願状況をご確認ください。
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